人工内耳ガールとシングルマザーblog

私は39歳の女性で、娘が8歳であり、姉が11歳です。特筆すべきは、8歳の娘が生まれつき難聴であり、人工内耳をつけていることです。この経験を通じて、私は難聴の子供を持つ親としての貴重な経験を積んできました。私のブログでは、このような家族の一員としての視点から、難聴に関連するトピックや育児のアドバイス、その他の日常生活のエピソードを共有しています。私の目標は、同じような状況にいる他の親たちに寄り添い、支援や情報を提供することです。ブログを通じて、私の経験や知識を活かし、読者の皆さんと共に成長していければと思っ

ワイヤレスで音楽を楽しむ ロジャーを活用した人工内耳の音楽体験 

人工内耳は、聴覚障害を持つ方々にとって革命的なデバイスです

それによって、彼らは音楽や周囲の音を楽しむことができます

健聴者では、音楽をイヤホンで聞く場合、耳の穴に入れ直接耳から聞きます

しかし、人工内耳は耳の穴から音を入れても聞こえません

Bluetooth技術を活用することで、人工内耳装用児はワイヤレスで音楽を聴くことができます

この記事では、人工内耳装用児がBluetoothを使用して音楽を楽しむ方法についてご紹介します

ロジャーとは
話し手にロジャー送信機を装着し、補聴器や人工内耳装用者に受信機をつけることで、話し手の声を直接補聴器や人工内耳に届けることができます。 言葉の聞き取りが難しい環境でも相手の声が聞きやすくなります。

人工内耳装用児が地域の学校に行く時、集団生活をする時、集会などの時、雑音が多い中での聞き取り、会議、色々な場面でロジャーシステムが役立ちます

 

娘の利用しているロジャーは、

ロジャータッチスクリーンマイク

です

充電式で、2時間の充電で約10時間使用できます

建物など厚い壁などでしきられている場合を除き、使用可能距離は20メートルとなっています

もともとセットで入っていた線を接続し、このように繋ぎます

※イヤホンジャック以外は、元々の付属品です

最近のiPhoneや、Androidでもイヤホンジャックがないものが多いので

変換アダプタを使用して接続しています

この状態で、スマートフォンに予め取り入れておいた音楽やYouTubeを再生すると、ロジャーを通して人工内耳サウンドプロセッサに直接音が届きます

勿論、外部には聞こえません

さらに、N7になると、スマホアプリの活用により、ロジャーなしでもブルートゥースでデバイスを選び繋げることができます

このようにして、人工内耳装用であっても自分だけの世界で音楽を楽しむことができるのです

人工内耳装用児の為の維持費ガイド コクレアN6.N7

娘は現在8歳

両耳人工内耳で過ごしています

メーカーはコクレアでN6を使用しています

手術費用

機械代金全て含めて片耳の総額は400万円ほどになるそうです

ですが、各種保険が適応されていて、娘の時に実際に退院日に病院に支払った金額は、1万円以下でした

一日に何百円かの病院の食事代です

これは後から市役所に申請をしたら半額返ってきました

(各自治体によるかもしれません)

食事代は、入院の日数でも大きく変わると思います

病院によって5日~2週間程と様々です

娘は大部屋だった為差額ベッド代はかかりませんでした

その他テレビを見るためのテレビカード代、個人的に売店などで購入する飲み物代、駐車場代などです

定期的にに交換するもの

マイクロホンカバー•••3ヶ月毎に交換

N6

1パック2セット入り(両耳分)

人工内耳本体に片側につき、2個ずつ付いてる小さいマイクカバーです

初めは自分で交換するのに細かいので緊張しました

N7

N6とは形が異なります

値段も少し高いです

 

マイクロホンを埃や湿気から守ります

汚れが溜まると聞こえに影響してくる可能性があるので、きちんと交換をします

交換するのを忘れないようにスマホにメモをしたりして気をつけています

ドライブリック•••2ヶ月に一度交換 

夜保管する時に、本体を乾燥させるための装置(ドライ&ストア)に入れておく乾燥剤です

新しく交換した乾燥剤に直接交換した日にちをメモしておいてます

汗や湿気で故障しない為に大切です

特に夏は気をつけたいです

こちらの保管ケースは初めのセットに付属していますが、この中に入れておく乾燥剤も交換が必要です

ケースを使わない方は必要ありませんが、泊まりの時や、一時的に外す時などの保管用です

こちらの交換タイミングは、黄色っぽい色が白っぽくなったらです

後に買い替えが必要なもの

充電池

3、4年ほど使用すればかなり電池がすり減ってしまって、持ちが悪くなりました

使い初めはI日半ほど使えていたものが今では、I時間で電池切れするものがあります

そちらはもう使えませんので一応印のシールをつけて奥にしまってあります

電池寿命には音の入れ具合などにより個人差があるようです

空気亜鉛電池について

こちらは旅行の時など、長時間電池をもたせたい時や、災害時に電気が使えなくなった時用に、専用のケースと一緒においてます

追加で便利なグッズ

アクアプラス

N7も同じ価格でした

人工内耳のサウンドプロセッサをアクアプラスに入れると、水泳も水遊びもより楽しむことができます

シリコン製のアクアプラススリーブは、最大50回まで繰り返し使用できます

水泳の授業や水泳教室に通うのに購入する方が多い印象です

教室に通う子供は使用頻度が高いので、交換費用もかかってきますね

自宅のお風呂では特に使いませんが、温泉などの場合にも使用したりしました

付け替えは少々手間ですが、とても便利なアイテムです

ロジャー

ロジャーとは話し手に送信機を装着し、補聴器や人工内耳装用者に受信機をつけることで、話し手の声を直接補聴器や人工内耳に届ける事ができます

言葉の聞き取りが難しい環境でも相手の声が聞きやすくなります

こちらは、地域の学校に通われる場合にあると便利です

人数が多いと雑音も増えます

そんな聞こえづらい環境の中でも、先生の声がダイレクトに届くようになります

購入は助成金を使えるケースもありますので、各自治体にお問い合わせください

30万ほどすると聞きましたが、自己負担は数万円で済みました

その他個人的に購入したもの

サウンドプロセッサ用カバー

落下防止クリップ

まだ小さいうちは特に、激しい動きなどで不意に落下したり、最悪の場合、紛失したりします

そうならない為にも、つけておくことが安心です

人混みに行くときなども使用します

動産保険

スピーチプロセッサの保証期間は3年です

しかし、その間でも

メーカーの製品保証ではカバーできない、偶然な事故による損害を補償する保険です

我が家では、サウンドプロセッサ財産保証保険に加入しています

購入から装用2年以内でないと入れませんのでご注意ください

あと、継続しないと入り直しもできないので、8年間契約中です

1台分が2022年度の時点で4万円と高額です(今まで値上がりしています)

我が家は両耳の為年間8万円となります

人工内耳維持費として1番高額なのがこちらです

しかし任意なので、入ってないかたも周りにはいます

個々の状況や他の保険プランによって様々かと思います

買い替え時の助成費用も各自治体によって異なるため、加入すべきかはそれぞれ検討が必要です

健やかな聴覚を保つために、適切なケアと定期的なメンテナンスが欠かせません

これからも大切にケアし続けましょう

必要な費用や手間がかかるかもしれませんが、それは自分自身や大切な人たちとのコミュニケーションを豊かにするための投資です

心から健康な聴覚を享受し、音楽や会話、周囲の自然の音を共に楽しみましょう

人工内耳装用児 親子で手話 よく使う手話 は??

人工内耳を活用できている難聴児は、普段は手話を使わない事が多いように思います

ろう学校では先生も手話も使って話しますし、教えてくれます

ろう学校での発表の機会などでは、生徒も教わった手話を使って表現したり、歌ったりします

けれども、家の中や普段は、声だけで伝わるのでわざわざ使わなくなる事が多いのです

しかし、人工内耳を外せば全く聞こえなります

寝る前や朝起きてすぐ、お風呂の時、プール、温泉など人工内耳を外している時の会話

ろう学校やその他で関わる、手話を主に使うお友達や先生との会話

そんな時に少しでも手話単語が分かればスムーズに会話ができます

だから私も手話を学びたいですし、子供にも使えるように、読み取れるようになっておいてほしいです

指文字はとても便利

指文字とは、手の形を書記言語の文字に対応させた視覚言語の一要素です
手話単語にない単語は、指文字を使って一字一字ずつ書記言語の綴りを表現します

まずこれを全てマスターすれば、他の言葉の手話が分からない時でも表現し、伝える事ができます

人工内耳をしていても難聴児は聞き取り間違いや言葉の覚え間違いなどがあります

例えば
蚊(か)の事を、(は)
と発音してたとします

そんな時、指文字をそえて、(は)じゃなくて(  か )だよ

と教える事ができます

字が分かる頃には書いて教えてもいいですが
、その場で指文字の方が早いです

他には、
こちらが表した手話が読み取れない事があったとして、頭文字を指文字でもう一回伝えると、なんとなく予想がついてこの言葉かな

と、理解ができます

我が家では何回もある場面です

乳幼児期の手話

まだうまく意思を伝える事ができないうちは、簡単な手話、ベビーサインを用いたりします

ベビーサインとは、まだうまく話せない赤ちゃんと簡単な手話やジェスチャーを使って「お話し」する育児法です

ベビーサインは、難聴にかかわらず使う家庭もあります

赤ちゃんの時だけではなく、これから手話を教えていこうというのであれば、ベビーサインではなく元から手話のみを教えていった方がいいのかなと思います

手話もベビーサインも、何度か繰り返すと、本人も意味を理解し、自分でも使うようになり、話せなくても意思疎通が出来るようになるといいます

顔の表情をしっかりつけるのも伝わるポイントです

こちらは乳幼児期によく使った手話です

おいしい
おはよう
痛い
固い
待って(親としてついついよく使う便利な手話です)
いいよ(どういたしましてになっていますが、構わないよ みたいな意味でよく使いました)
ありがとう
しまった(あちゃーやっちゃったみたいな時に使いました)
ご飯
おやつ(覚えるのが早かったです みんなおやつ大好きですもんね)
上手(何かできたらこれで褒めちぎりました)
寝る
お茶(ヤカンの手話ですが飲み物の中でもジュースや牛乳と区別する為よく使いました)
頂戴(赤ちゃんも訴えたい言葉No. 1かもしれないのですぐ覚えました)
同じ

便利な手話、親子でよく使う手話

学校
忘れた
気をつけて
来週、先週
曜日の手話
数字の手話あと
後(あと)
今日、昨日、明日
遊ぶ
分からない
分かった、知ってる

出来ない、難しい
かもしれない
思う
一緒
速く
ゆっくり
まだ
好き
嫌、嫌い
ごめんなさい

なぜ

娘は現在小学3年生で、このような手話をよく、親子間で使います

ここには書ききれないほどですが、いくつかピックアップしてみました

手話を学ぶ為のおすすめ

ろう学校で学ぶ手話も多くありますが、テレビ番組やYouTube、本、スマホアプリなどを見たりして手話を学べます

私は三宅健さんが出演している時の、みんなの手話をよくテレビで見ていました

最近では、SnowMan佐久間大介さんが出演していて、テキストも出ていますね

手話を覚える為のアプリは、これ一つあれば大丈夫!といった様な完璧なものが私が見る限りなく、

ゲームで学べる手話辞典 や、手話ステーションLite というアプリ活用しています

どちらも私は無料版、課金なしで使っています

ここにもない手話は、NHK手話で検索しています

この様に色々な所から手話を学んでいます

お子さんとのコミュニケーションに使うだけなら、全ての手話を覚える必要もなく、よく使うなあと思う手話を親子で学んでいければいいと思います

手話を学んでいく中で、自分は今どれくらいの手話を覚えたのかな、検定を受けてみようかな、という方は
手話技能検定を受ける為の
また別のテキストがあります

私も購入して勉強中です

自身で学ぶのが苦手な方は、手話教室に通うのもおすすめです

覚えるだけでなく、自分で表現、アウトプットが大事です

親子で楽しみながら覚えられるといいですね

養育費を払ってくれない。弁護士を雇うお金もない。調停に踏み込んだ私の体験談

養育費とは

子供の監護や教育の為に必要な費用のことをいいます

離婚して子供を育てるにはとてもお金がかかります

しかし、相手が払ってくれない、公正証書を作る事も拒否される、話し合いもできない

そんな時でも諦めないでください

無料の弁護士相談に行ってみる

まずお住まいの地域にはいくつか無料相談をうけてくれる所があります

お住まいの市役所やインターネットで調べてみてください

実際私の場合もまずは無料相談に行きました

時間が決まっていて短いので話す内容をまとめておく必要があります

私は30分でした

時間を考えてか、弁護士の方の回答もかなり早口で話してくださいました

養育費を払ってくれないという相談を主にし、調停の申し立てをする事になりました

他にも、子供には会わせたくないがどうすればいいのかなどアドバイスをいただきました

調停の申し立てをする

私の場合、離婚してから一度も養育費を払ってもらえず、諦めておりました(養育費を払ってほしいという連絡などは何回かしました)

離婚後一年ほどは調停という存在もしらず、そもそもそんな気力もなくただ引越しなどで新しい生活を過ごすのに必死でした

今思えば、知っていたらもっと早めにしておいたら良かったと思います

裁判所のホームページから書式をダウンロードできるのですが、私は直接裁判所に行って書きました

とりあえず、現金、身分証明書、一応印鑑、を持って駆け込んだという感じでした

必要なもの

まずは家庭裁判所に行き、書類を書きます

収入印紙を1200円×子供の人数分、相手方に送る手紙に貼る切手をいくらかを中の売店で購入します 

とにかく調停をする事に関しての費用はその時のお金と、その後にまた書類を送ったりするのにかかる切手代くらいなので数千円で足りました

自治体によっては後からこの費用も返ってくる所もあるみたいです

あと、子供の戸籍謄本収入に関する資料源泉徴収票写し、給与明細写し,確定申告書写し,非課税証明書写し等)も提出です

申し込みの日には必要ないですが、2回目の調停の際、家庭の収支表を書いてくるように言われました

時間

お金がそんなにかからないとはいえ、一回に二、三時間ほどかかるので移動時間も考えると仕事を休んだり時間を減らす必要があり、収入が少し減ってしまいます

気をつけたい事

手続きに行った日に、生活がかかっていて、なるべく早めに調停日程をくんでいただきたいということと、

元夫は乱暴な面があるのでそれぞれ話し合う部屋を別の階の部屋に離して欲しいとお願いしてきました

これは事前に言っておかないと、入れ代わりで会わないにしても同じ部屋で調停をするという事になるかもしれませんし、もしくは隣の部屋、同じ階だと行き帰りに鉢合わせる可能性も高くなります

実際そういった相談をしておくことで、呼び出し時間や終了の時間をずらしたり、帰る際に付き添っていただけたりと配慮をしてもらえました

服装

華美な服装や、高級な所持品を身につけるのは避ける事です

生活に余裕がある風に見られ誤解されてしまいます

なるべく地味目な普段着で大丈夫です

メモ帳とペンも忘れずに

調停員さんの話で大事な所はしっかりメモをとります

期間について

10月に申し込んで、最初の調停は2月でした

年末年始を挟んだせいもあるのか、結構待ちました

始まってからは1ヶ月に一回ペースで、通常はもう少し回数が少なくて終わるケースが多いようなんですが結局6回ほどかかりました

調停の様子

会議室のようなこぢんまりした部屋で、男女の調停員2人が並んで座り、向かい合って話をしました

第一回目の初めに話すのは申し立て人の私です

30分ほど話した後、次は元夫の部屋に調停員2人が話をしに行くので私はそのまま部屋で待ちます

そのあとまた私が30分ほど、先ほどの元夫と調停員と話した内容を教えていただき、それについて話す、その後また元夫の部屋に

私はその間に帰宅する

という流れでした

初めは家庭の状況、子供の話、仕事などの収入についてこちらの情報を話しました

養育費を全く払ってもらえていない事、子供の事であまり沢山働けず収入が少ない事、元夫のお金にルーズな事や暴力的な事も話しました

養育費の希望金額も、できるだけ必要な金額を多めに提示しました

調停で決まらない場合、審判で決まる

話がまとまらず一体いつまで続くのかと思っていた頃、決まらないので審判に移っていいかどうかを調停員に聞かれそのまま審判の流れになりました

最初の調停から半年ほどでやっときまりました

お互いの収入や生活の状況、算定表、話し合いをもとに1人四万円という結果になりました

過去の養育費は請求できるのか?

私は、離婚した日から審判に至るまでの間の2年程の養育費はゼロでした

その間は養育費をいくらにするかの取り決めもなく、もちろん公正証書もなく、金額を定めていないと請求もできないので、その間の養育費はの請求は法的に難しいというわけです

だからこそ、調停をして決定する事により、この先不払いなどがあった場合は強制執行の手続きをとったりできます

審判の日以降の養育費の不払いについては、過去の分も請求できるという訳です

調停は、弁護士を雇ってする場合もありますが、私のように弁護士を雇わなくても1人で申し立てもできます

面と向かって元パートナーと会って直接話す必要もありません

子供の未来の為に

あの時大変だったけど、行動して良かった

そう思える日が来ると思います

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

離婚をしてシングルマザーになる方。離婚前にするべき事、知っておくべき事

離婚する時は手続きなど何かと大変ですよね

相手ときちんと話し合いができればスムーズですが、そうでない場合も多いと思います

今回は私の経験をこちらにまとめます

まず私は2人の子供(当時2歳、4歳)がいて、離婚を決意しました。

家庭にお金をいれてくれないという理由です

更に子供の貯金まで狙ってきたので限界を感じ離婚を切り出しましたが応じてくれず、ある日元夫が仕事中にすべての荷物を運んで去りました

離婚は一年前から計画しており、寸前まで口にせずにおりました

お金を貯める

まず第一にお金を貯める事が大切です

分かっていてもなかなかむずかしい事ですよね

もしもお互いがお小遣い制でしたら自分の分はしばらく我慢して自分の蓄えを増やしたいところです

断捨離

断捨離をして、引越しの荷物を少なくする

不要な物はフリマアプリで売って、少しでもお金を稼ぎで一石二鳥です

当時はヤフオクも利用していましたが最近はほぼメルカリです

まだ初めていない方は、メルカリに登録するには招待コードを入力して始めるほうが断然お得です

500ポイントGETできる招待コード→ GNCTNH

プチ移動

しばらく使わないものは先に実家にも持っていきました

これは引越しをスムーズに行う為です

私の場合、知り合いの大きな車一台で一気に荷物を運んだ為、

大きな電化製品、家具は諦めましたが、車に積める自分の持ち物、子供に関する物は全て運びました

その時の負担を考え、当日の荷物を最小限に抑える為です

でも気付かれないようさりげなくまびいていくのです

振込先変更など

児童手当や、特別児童扶養手当(障害児で手当をもらっている場合)の、振込先を変更

これは元夫に口座が二つあり、もう一方のあまり使っていない方の口座に振り込まれるよう、ひっそり変更しました(こちらのキャッシュカードと通帳のみ私が管理)

原則としと世帯主の口座にしか振込をしてもらえない為、離婚成立後にはもちろん私名義の通帳に変更するのですが、それまでの間に振り込まれた手当をおろして使い込まれないようにする為です

ただし、きちんとお金を渡してくれるような人ならこっそりする必要はないです

生命保険の受け取り人変更

自身の生命保険の受け取り人を子供にしていたので、自分の親に変更しました

✴︎離婚をし、母が未成年の子供を引き取り、そして引き取り手の母が亡くなってしまった場合、その子の未成年後見人は第一に考えられるのが父、元夫ということになります

これは保険会社の知り合いに聞いてすぐに変更しました

幸い、学資保険の契約者も私の名義で、元夫はノータッチ

すべて私が支払っていたのでややこしくならずにすみました

もしも契約者を変更するとなると会社によっては出来ない場合や、基本的に契約者本人が手続きにいかなければならないようなので、各保険会社に問い合わせてみてください

周りに伝える

子供関係で付き合いのある方、実家など周りに少しずつ相談、知らせておく

そうする事で私は周りに助けられ、すごく救われました

話し合いが可能な場合

私達元夫婦はまともに話し合いができなかったので、このように私が水面下で動いていましたが

話し合いが可能であれば、離婚前に2人で話し合って決めておくべき項目がたくさんあります

親権者を決める

養育費について決める

大学進学費用等、大きな金額がかかるとわかっているものについて

子供との面会について

子供の苗字、戸籍について

マイホーム、車、財産分与

年金分割の話

公正証書作成

その時は納得していても、後から拒否されることもあるかもしれないので、大事な事に関しては公正証書を作る方がいいかもしれません

もしも今後養育費が支払われないなど公正証書に記した取り決めごとが守られなければ強制執行をする手続きをすすめることが可能となります

しかし公正証書を作るのには費用もかかります

私はその当時は作れていませんが、後々裁判所で調停を行い、公正証書と同じ効力のある審判書を作成する事ができました

なので無理な方は後から調停の申し立てをおすすめします

私の場合、自宅は賃貸、車は元夫の一台であった為、調停は養育費の件だけ行いました

マイホーム、車をどうするかなどの問題がある方は

事前に査定をして持ち家の価値を把握した上で話し合いをするほうがいいと思います

離婚前もすでに大変な事だらけですが、その先に素敵な未来が待っています(^^)

補聴器の聞こえ方、人工内耳の聞こえ方ってどんな感じ??

重度難聴の我が家の娘の場合、4カ月の頃から人工内耳の手術をするまでの間ですが、

左耳は一歳半くらいまで

右耳は2歳頃まで補聴器を使用していました

人工内耳は一歳半に手術をして右耳使用、

2歳頃左耳も使用しはじめ両耳人工内耳で聞く事になりました

※左手術までの間は右耳人工内耳、左補聴器で過ごしていました

◎補聴器の聞こえ方

  • 補聴器をつけてもすぐに音を認識できない?
  • とにかく補聴器の音に慣れる事が大切
  • 言葉も話せるようになる
  • オージオグラム
  • 補聴器体験

補聴器をつけてもすぐに音を認識できない?

娘はオーティコンのものを使用していました

つけ始めて数日くらいで、自分の声に初めて気づいた様子であーぁーと確かめている様子でした

補聴器なしの時にはあまりみられなかった、外出したときのキョロキョロとする様子がみられました

周りの騒音が耳に届いておどろいているような、そんな感じです

生まれてから4カ月まで音を聞いていなかった為、音が何かも理解できてないような、理解するまでに時間がかかっている様子でした

とにかく補聴器の音に慣れる事が大切

毎日出来るだけ長い時間補聴器を付けて慣れていくのが、色々な音や言葉の認識ができるようになる為に大切だと、ろう学校、病院から教えられました

娘は補聴器をあまりいやがらず、(時々はずされましたが)毎日つけることができました

言葉も話せるようになる

何もつけなければ全く聞こえない耳なのに、補聴器を使えば

大きな声で話せば、言葉も伝わっていたようです

勿論、手話、身振りもつけて口もしっかり開けて見せて分かりやすく教えていきました

まま〜(まま

ばーばーい(ばいばい

ばばー(ぱぱ

あいよー(おはよ

ば、ばーい(ばいばい

あんばんば(あんぱんまん

うわうわ、あー!!(いないいないばー

など、書ききれないほどの言葉を覚えました

大きい音だと振り向いたりしましたし、声を出せるようになると、母音は伝わってると感じとれました

オージオグラム

聴力検査は病院やろう学校で定期的にしてもらい、結果をオージオグラムに記録したものを毎回くださいました

オージオグラムとは、オージオ「聞こえ」のグラム「表」で聞こえの検査の結果を表す表のことです。

105dB以上の重度難聴でも、補聴器装用だと

 音の高さによりますがだいたい70.80dBで反応していたようです

(子供の検査は集中力もなく、細かい反応を見て聞こえたのかどうかを確認して行く為、検査結果も100%とは言い切れませんが)

2歳までではありますがかなり補聴器を活用できていたと思います

補聴器体験

ろう学校では補聴器体験をさせてもらいました

聞こえる耳から聞くので、実際の難聴の方が聞く 聞こえ とはまた違いますが、

補聴器は単純に音を大きくする為、そういった仕組みで音を聞くことができます

紙がガサガサ擦れる音、風の音、物を落とした音など全てが大きくなるのでいらない音もザワザワとやかましいような、そういった印象でした

人工内耳の聞こえ方
  • 音入れ
  • 補聴器と同じで人工内耳もすぐには聞こえるようにならない?
  • 人工内耳はかなり小さい音まで聞こえる
  • 苦手な事

音入れ

手術をして数日後、音入れをします

初めて手術で埋めたインプラントと外部機器の接続をし、初めて人工内耳での音を聞きます

人工内耳のしくみ

1超小型マイクが捉えた音をサウンドプロセッサで解析

2サウンドプロセッサで解析された音は、人工内耳用の電気信号に変換されます

3電気信号はヘッドピースから無線信号で皮膚の下のインプラントに送られます

4受信した信号を電気信号に変換します

5蝸牛に挿入された電極アレイから直接神経を刺激します。神経から脳へと信号が伝わり、音として認識されます

音入れの時点では正直親が見ていても反応はみらなかったです

言語聴覚士の先生がパソコンで確認し、インプラントの状態を見てくださり問題ないとの事を教えてくださいました

自宅に帰って人工内耳だけにして音の確認、

補聴器だけにして音の確認を行うと、まだ補聴器のほうが反応がありました

補聴器と同じで人工内耳もすぐには聞こえるようにならない?

手術後は頻繁に音の調整をする、マッピングに通い、徐々に音をあげていってもらいました

1カ月くらいしてようやく、人工内耳だけの時に振り向きました

それから順調にマッピングに通い、徐々に音を上げていってもらい、20dB〜30dBほどの聞こえになりました

発音は術後一年ではまだはっきりしませんが十分伝わりましたし、沢山の言葉を覚えていきました

人工内耳はかなり小さい音まで聞こえる

小学校にあがる頃には、元々健聴な子供と区別がつかないくらいに上手におしゃべりができるようになりました

内緒話、ひそひそ声、電子音、隣での誰かの会話、風の音、お菓子の袋を開ける音、遠くで呼ぶ声、虫の声、こんなに多くの音を聞き取れるようになりました

手術前は、ドナルドダッグのような、ロボットのような、機械的な音にかんじる事もあると伝えられていたので心配していましたが

声の識別もしっかりできています

アニメのキャラクターの声真似もとても上手に再現できる様子を見ていて、同じように聞こえていると分かります

苦手な事

両耳に人工内耳をつけていても、かなり遠く離れていたり、周りの雑音がかなり沢山あったり、声が被ったりすると聞き取りにくい場面があります

かくれんぼなどで声がするほうをはっきりと感じ取るのも苦手のようです

それが片方になるとよけいに聞き取りづらくなったり聞き返しが多くなったり、分からなくなったりします

歌も上手にうたいますが、得意な歌もあれば、音程がズレたりリズムが苦手な歌も多いです

みんなで合わせて歌う時場面では間の取り方が苦手のようです

本人は歌う事も歌を聞く事も大好きで楽しめています

人工内耳が活用できるかは個人差がかなりあるかと思いますが、我が家の娘の場合です

何らかの参考になれば幸いです

難聴児のインテグレーション。入学までに必要な事、入学までの流れ

人工内耳を活用できている近年の子供達は
地域の小学校に通う確率が高いようです

娘もその方向に決め今は小学三年生です

入学までの流れや、入学までにしてきた事などをまとめました

校区の幼稚園との交流

ろう学校と幼稚園との併用ができなかった為、ろう学校に週に5回通っていた娘
 
その為、就学予定の小学校には、友達が1人もいませんでした

そこで、少しでも関わりをもたせたかったので、就学予定の小学校の隣にある幼稚園で交流ができないかと

幼稚園に直接電話をしたり、市役所に問い合わせたりし、ろう学校とも話し合った結果

ろう学校からの交流という形で
私と担任の先生も付き添いながらの交流が可能になりました

年中の頃から開始でき、回数は月に3.4回でしたが、みんなとても優しい子供達で、ここで関われた出来事はとてもいい影響になったかと思います


ロジャーの購入

こちらも年中の頃購入で

授業中に先生に付けてもらうようにする為の購入です

ロジャーとは
話し手にロジャー送信機を装着し、補聴器や人工内耳装用者に受信機をつけることで、話し手の声を直接補聴器や人工内耳に届けることができます。 言葉の聞き取りが難しい環境でも相手の声が聞きやすくなります。

購入は補装具費の支給制度を使用するということもあり、ロジャーの有無で雑音下で聴力測定をしたり必要性を確認する必要があり、病院で何度かに分け検査をしまし

検討しているのであれば早めにろう学校や病院などに相談されたほうがいいかと思います

言語習得に力を入れる

マッピングを月に一回から2回に増やし、STの先生と一緒に言葉のお勉強、プリントなどをする時間を長くとってもらいました

そして、児童発達支援教室に通い、言葉の勉強をしました
ここでは個人に合わせたカリキュラムを組んでくれ、プリント学習などでサポートしてくれました

児童発達支援は、
障害者手帳療育手帳を持っているお子さんであれば、受給者証という手帳を市役所で発行してもらい、それを持っていれば通えるサービスです

就学支援委員会

6月頃
就学支援委員会にかけるかどうかを決め、
市町村の教育委員会に直接連絡、もしくは通っているろう学校や、行く予定の小学校を通して連絡をします

就学支援委員会とは??

教育関係者や保育関係者、医師、心理士などで構成される会で、お子さんの可能性を伸ばし、社会参加や自立をめざすために望ましい就学について、専門的な見地から検討・助言を行う委員会です。検討結果は、「地域の学校の通常の学級」、「地域の学校の特別支援学級」、「県立の特別支援学校」のいずれかから、「委員会意見」として出されます

調査は九月ごろから始まりました
ろう学校に、校長先生もしくは教頭先生そして就学支援員の方が見学に来られたり、
就学支援員の方が自宅に聞き取り調査に来られたり、交流先の幼稚園など何度か娘の様子を調査しに来ていました

結果はろう学校が適しているという診断でしたが、結果の通りにしないといけないわけではなく最終はこちらで決める事ができましたので

地域を選びました

引越し

人工内耳を付けて登校する娘が暫くは心配で朝は付き添いたい という思いで
なるべく学校近くに引越しをしました

というのも、人工内耳を両耳つけていても、音の鳴る方向を瞬時に察知できないからです
なっているスマホを探す時、かくれんぼで声がする方向、見ていて分かりづらい様子が見られます

結局一年間毎日朝付き添いました
下校時も途中まで迎えに行きました

校長先生と面談

8月に校長先生と娘も連れて面談をしました
耳の事情を知っておいてもらう為、事前に
配慮していただきたい事など、STの先生に書いてもらった書面を元に説明しました

椅子、机に防音クッションをつけてほしい、視覚的な助けの併用、席順は2、3番目が望ましいなど
他、ロジャーの説明、色々話してきました

その他

8月には他、ランドセルの見学、購入

文房具などの購入

10月は就学時検診

2月は新入児保護者説明会がありました

通学路を歩く練習は数回しました

この辺は他の皆様も同様かなと思います


入学前の担任との打ち合わせ

入学式の数日前、校長先生から連絡をいただき、新しい担任の先生と面談をさせていただきました

配慮してほしい事、お願い事など再度直接お話をし、
入学式の保護者が集まる機会に、担任の先生が、娘の事情を体育館で軽く紹介していただけるという事に決まりました

これは保護者の方々に理解を求め、それぞれのご家庭にて子供達への説明も分かりやすく統一してもらうという目的です

そして、防音クッションをクラスの全ての椅子机につけてくれたのを見せてくださいました
ありがたい限りです

人工内耳は、親子で過ごすには問題なく過ごせるような気がするのですが、親元を離れ集団で行動するとなると、健聴児と違い、配慮を何かしらしてもらう必要があると思います

他の音がうるさいと聞き取れないよ、無視してないよ、気づいてない時は肩を叩いてね、など、お友達に理解してもらえたら過ごしやすい学校生活になると思います