ワイヤレスで音楽を楽しむ ロジャーを活用した人工内耳の音楽体験
それによって、彼らは音楽や周囲の音を楽しむことができます
健聴者では、音楽をイヤホンで聞く場合、耳の穴に入れ直接耳から聞きます
しかし、人工内耳は耳の穴から音を入れても聞こえません
Bluetooth技術を活用することで、人工内耳装用児はワイヤレスで音楽を聴くことができます
この記事では、人工内耳装用児がBluetoothを使用して音楽を楽しむ方法についてご紹介します
ロジャーとは
話し手にロジャー送信機を装着し、補聴器や人工内耳装用者に受信機をつけることで、話し手の声を直接補聴器や人工内耳に届けることができます。 言葉の聞き取りが難しい環境でも相手の声が聞きやすくなります。
人工内耳装用児が地域の学校に行く時、集団生活をする時、集会などの時、雑音が多い中での聞き取り、会議、色々な場面でロジャーシステムが役立ちます
娘の利用しているロジャーは、
ロジャータッチスクリーンマイク
です
充電式で、2時間の充電で約10時間使用できます
建物など厚い壁などでしきられている場合を除き、使用可能距離は20メートルとなっています
もともとセットで入っていた線を接続し、このように繋ぎます
※イヤホンジャック以外は、元々の付属品です
最近のiPhoneや、Androidでもイヤホンジャックがないものが多いので
変換アダプタを使用して接続しています
この状態で、スマートフォンに予め取り入れておいた音楽やYouTubeを再生すると、ロジャーを通して人工内耳サウンドプロセッサに直接音が届きます
勿論、外部には聞こえません
さらに、N7になると、スマホアプリの活用により、ロジャーなしでもブルートゥースでデバイスを選び繋げることができます
このようにして、人工内耳装用であっても自分だけの世界で音楽を楽しむことができるのです